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CentOS5インストール時にソフトウェアRAID1構築

絵描きすぎでこっちがお留守に。

先日Atom 330マザーで1台組んだことは書きましたが、気軽に自宅サーバにエントリーしやすい、ACアダプタなど静音なベアボーンとかキューブはHDD2台積めない(電源も少ないし)。ってコトで、PCIスロット1基搭載で、拡張カード次第で多少何とかなるD945GCLF2を使って構築。(よーするにShuttle X27の不満点を何とかしたかったワケだ、特にCPUと耐障害性)

当初の予定ではRAIDカード差して、とやるつもりだったんですが(SATAポートが2つなので、光学ドライブ積むとポートが足りなくなるから)、前からソフトウェアRAIDを試したかったし、安いRAIDカード使うのって信頼性的に結局どうなの?というコトで、とりあえず不満が出たらRAIDカードを買うことにして、ソフトウェアRAID採用。mdadmでRAIDを組みます。

ここでSATA光学ドライブを使うとポートが足りないのですが、IDEもちゃんとあるので、あえて光学ドライブをIDE、HDDをSATAに接続。

今回は組むところからだったので、インストール時のAnacondaでのRAID1構築になります。

SSがないのでアレですが、OSインストール先ドライブ選択画面で、「パーティション割り当て詳細を表示(細かい文句は忘れた)」にチェックしておくと、自動で割り当てられたパーティションの状態が表示されます。が、ここではRAID用に構築しなおすので、リセットを押して一旦クリア。手動でパーティションを作っていきます。

基本的には

  • 必要なパーティションを片方のディスクに作る
  • 同じ容量や構成でもう一方にも作る
  • 「RAID」ボタンでミラーするパーティションの対応づけを行う

という感じになります。とりあえず、今回は必要最小限のものだけ作るので、/boot と swap と / 領域だけ作成することにします。bootは100MB、swapは物理メモリの倍とる、残りをすべて/という基本構成で。ディスクはSATAなので、sda、sdbとします。

  1. まず「新規」でパーティションを作成します。各パーティションの役割はRAIDボリュームが出来てから決めていくので、マウントポイントは空欄のまま、ファイルシステムタイプでsoftware RAIDを選択します。
    使用可能なドライブではsdaだけにチェックを入れます。
    最初の領域を/bootにするので、ここでは容量を100MB、容量オプションで固定容量を選択。「プライマリパーティションにする」チェックを忘れないでください。OKで元の画面に戻ると領域が作成されています。
  2. 同様に新規→software RAID→sdaのみを選択→搭載メモリの倍の容量(1GBなら2048と入力)を入力、固定容量を選択。
    ここはswap領域なので、「プライマリパーティションにする」のチェックは外しておいてください。
  3. 同様に新規→software RAID→sdaのみを選択→容量を飛ばし、容量オプションで「最大許容量まで使用」を選択→「プライマリパーティションにする」は外す。これで、残りの領域がすべて/に割り当てられ、sda側の設定が終了します。
  4. 1~3と同じことを、「使用可能なドライブ」のチェックをsdaでなくsdbに読み替えて行います(つまりsdbにもsdaとまったく同じパーティション構成をつくる)。
  5. 最後にRAIDボタンをクリックし、「RAIDデバイスを作成」を選択。ここで、パーティション同士のミラーボリュームを組んでいきます。
    ここでマウントポイントに/boot、ファイルシステムはお好きなの…普通はext3を選択。RAIDデバイスでmd0を選択、RAIDレベル1を選択。
    sda1とsdb1が、それぞれboot用に確保された容量100MBの領域になっているハズですので、この二つにチェックを入れます。スペア数は0のままで。OKを押すとRAIDボリュームが作成されます。
  6. これを、swap、/でも行っていきます。
    マウントポイントやファイルシステムは作成する環境によって変わってきますが、5でやったのと同様に設定し、パーティションが1つ増えるごとにRAIDデバイスをmd1、md2と増やしていきます(これがOSが認識する実際のデバイス名になります)。もっと細かくパーティションを区切っている場合でも、基本的に作業は同じことを繰り返していく形になります。

後は通常のインストールと変わりません。インストールが終了したら再起動します。

この後、OS起動後、ミラーボリュームがビルドされるまで、暫くmdadmのシンク作業が続きます(topなどで見ると激しく動いています)。どのくらい時間が掛かるかはマシンパワーや容量によりますが、ミラーボリュームの構築が終わるまではしばらく負荷の掛かった状態が続きます。
ちなみにAtom330、メモリ1GBでやった自分の場合では、Load Averageが1.5程度の状態が続いていた感じです(ずっと見ていたワケではないですが)。構築が終了すると、Load Averageは通常に戻ります。インストール後、すぐヘビーに使い倒せるワケではないのでご注意を。

CPUとSATAの性質上、アクセスや負荷が高めの場合は結構IO時にCPUパワーを食うので、余裕を持って運用したい方には、省電力CPU+ソフトウェアRAID(しかもSATA)は正直オススメできませんのでご注意を。自分の場合はそんなに負荷がかかる用途もなかったので…。Atom 220とかだと若干キツイかも?しれないですね。

ちなみに思いついただけでやってはいませんが、eSATAカードを挿すなりなんなりして、スマートなAtomベアボーンの外にハードディスクケースに入れたHDD(電源容量によってはACアダプタがほしいところ)をつないでおいてソフトウェアRAIDを組んでしまう、というのも手軽かな、と。静かな上に手軽だし。

あーあと、パーツ探し中に、ACアダプタ180W出力、2系統接続して360Wまで対応できる製品がありました。静音にACアダプタ電源はかなりオススメ(Shuttle X27で経験済み)なのですが、電源容量に不満がある人でもこれだけ容量があれば、ACアダプタという選択肢が広がるのはイイですね。

外部アクセス可能なSVNをsubversionで

会社にゃもうリポジトリあるからね、なかなか新規に立てんのは体験できないよね、自分でやらないと。まあ移行実験でtrac入れたことはあるんだけれども、ローカル用だからSSLとかナシだったし。

とりあえず認証、暗号化、EclipseのSVNプラグインからコミット・更新確認。良きかな。

参考にしたのはSORENARI-WIKIさんですね。今回は外部のサーバにやったので、opensslとかApacheのSVN用コンパイルオプションとか、subversionの設定とかまで一通り説明があったのでやりやすかったです。外部にSVNが必要な方にはオススメかと。

あと、今回使ったサーバー、CentOSだけど最小構成でyumが無かったんですが、依存関係でパッケージ入れるのには便利だけど、ぶっちゃけ用途的にはほとんど要らなかったです。yum入れるのも割と面倒臭いので、必要なパッケージはCentOSのページ行ってパッケージ落としてきたらいいと思う。(どうしてもyumがないと…という方はnotizblock+さんが素敵)

rpmとかyumとか便利なんだけど、結局基本的な用途以外ではソースコンパイルが必要になってくるし、あまり依存しすぎるのもアレですね。

Shuttle X27+CentOS5にNICドライバをインストール

ひとつ前で書きましたように、Shuttle X27にCentOS 5.1をインストールしただけではNICを認識してくれなかったので、自分でドライバを導入する必要があります。参考にさせて頂いたのはMarvell Yukon 88E8056にCentOSを入れる際の注意点

1.とりあえずはネットにつながっているマシンで、Marvellのサイトからドライバを落としてくる。
http://www.marvell.com/drivers/search.do

2.で、USBメモリなり、ドライブを積んでいる場合はCD-Rなどに焼くなりして、X27でマウント。尚、自分は開発系ライブラリなどをインストールしていたので特に何もしませんでしたが、上記サイトによるとkernel-develとkernel-headersが必要とのこと。入れていない場合はこれらも落としておいて、一緒にコピーしておきましょう。

3.解凍後(入れていなかった場合は先にkernel-xxxを入れてから)、解凍先ディレクトリにinstall.shが入っているので、実行すれば自動的にドライバを組み込んでくれます。選択肢が出ます…が、忘れました。どっちでも問題なかった気が。

4.あとはコマンドラインで echo “alias eth0 sky98lin” >> /etc/modprobe.conf (eth0は対応するほう…まあ普通にインストールしていればこのままでOKですが)としてモジュールを登録。

5.再起動すれば認識されてます。ネットワーク設定をしてとっとと接続しちゃいましょう。

ちなみに、yumなどで新しいカーネルになると再設定する必要があります。このあとネットワークに接続できればyum updateする人が多いかと思いますが、というか自分も2回やる羽目に。

Shuttle X27(Intel Atom 230搭載ベアボーン)サーバー化

静音サーバー構築を検討中…で、静かな実家でしばらく過ごし、帰ってきたらサーバーがうるさく感じて寝られなくなったので、一時的にXREAにコンテンツを退避した…と書きましたが、思ったより早く自宅サーバー環境に戻すことができました(最近XREA重い?しかもこないだ落ちてたし)。

今の部屋は基本的にワンルーム。入り口と洗面所にドアはありますが、洗面所にサーバーなんぞ置けるワケもないし、玄関にタワーサーバーは邪魔すぎる。色々とATXサイズ用静音パーツや小型ファンレスPCサーバーを調べてみましたが、ATXタワーをひととおり自作するのはコストがかかるし、小型ファンレスPCも結構出てるけど、価格の割に性能がイマイチなものが多かったり。そもそも、小型PCって小型を追求しすぎて放熱が犠牲になってるものが結構多い。小型マザーをそこそこ余裕のあるキューブとかに積んでくれればいいんだけどなぁ…

と思ってたところでAtom機のShuttle X27を見つけました。販売価格は2万前後、2.5インチHDDとDDR2メモリだけ買えばとりあえず動作。ホントはノートPCなど向けのスリムドライブが積めるんだけど、スリムドライブは本体並みに高い。放熱の妨げにもなるので、稼働中のPCから電源供給されてるドライブのSATAケーブルだけ抜いてOSインストールに使いました。

同等の大きさだとVIAのマザーを積んだものが多いですが、ATOM230はHT搭載で、1.6GHzのデュアルコア認識。しかもTDPは4W。まあ一世代前のRAMしか積めないけど、他の小型PCサーバーと比較すればかなり高性能かつ低温。小型なくせにVGAとDVI両方がついてるので、最近のディスプレイを接続して気軽にインストール作業ができます。

もったいない点としては、せっかくCPUが低放熱なのに、チップセットが熱い。ヒートシンクもチップセット用のほうがデカイ上に、チップセットに4cmファン付。しかもこれが結構うるさい…。ケース両サイドがメッシュ上になっているので音はモロに漏れます(その代わり1ファンでチップとCPU両方を効率的に冷やしてくれますが…)。
あと、ケースが小型だから仕方ないのですが、HDDの振動が結構モロに響いてしまう。SSDも積めるようですが(未確認)、やはりこの値段のマシンに積むのはちょっとなぁ…(ケース自体のつくりもまあ、値段相応って感じで甘めです。あまり開け閉めするとゆがみそう…)。

そこで、とりあえずケーブルの取り回しだけ工夫して、マシンを玄関の棚の上に設置。タワーじゃでかすぎて出来ません。ファンがうるさいといっても所詮4cm一機、ドアを閉めれば聞こえないレベル。これで長期稼動に問題がなければ、かなりいいんじゃないかなーと思います。

CentOS5インストール時、初期設定ではNICを認識してくれないのでドライバのインストール(付属CDにはWin用しかない)が必要なのですが、長くなるのでまた次回。

PowerEdge T105へのCentOS 5インストール

 自宅サーバーWebリングにも入ったことだし、構築までのひととおりの手順の中で抜けている部分も補完していこうと思います。今までの記事で、自宅サーバー構築手順に関わってくる記事はHowtoページにまとめてありますので、ごらんください。

 PowerEdge T105は、元々購入時の構成でRedHat Enterprise Linux(RHEL)を選択することも可能なので、RHELクローン(RHELからロゴやRedHat関連の文言を取り除くなどしたもの)であるCentOSは安定して動いています。実績的にもオススメなOSです。用途やスペック的にT105で十分!という方は、DellのBTOストアでOS非搭載構成でT105を購入して、CentOSをダウンロードしてメディアに焼いておきます。

 ちなみに同じRedHat系としてはFedoraが有名ですが、位置づけ的にはFedoraは比較的新しいバージョンのソフトウェアなどが導入されている、実験的なディストリビューションであるのに対し、CentOSは正にRHELクローンといった感じです。新技術や機能をガンガン使いたいという方にはFedoraがオススメですが、個人的にはサーバー用途なので、安定性を重視してCentOSを利用しています(新しもの好きなので、デスクトップ用途ならFedoraにしますけどね~)。
 蛇足ですが、RHEL系のサーバーがらみの稼働検証などを行う際、イチイチRHELのライセンスを購入するとコストがバカになりませんので、代わりにCentOSをRHELサーバに見立てて検証を行われるケースもあります(もちろん、ソフトウェア稼働実験ではなく構成検証とかですが)。

 PowerEdge T105をD-sub15pin(VGA)モニタに接続し、同梱のキーボードを接続したら、起動してBIOSに入り、光学ドライブからブートする設定にしておきます。
 その後しばらくすると、OSなし構成でもDellのサポートソフトウェアが立ち上がったりしますが、個人的には特に必要なかったので、そのままCentOSのCD-ROMを入れて再起動、インストール。

 基本的にサーバーではX-Windowは必要ないので、GUI関連のコンポーネントはインストールせず、サーバーインストールで開発ツールなどを追加してインストール。
 公開サーバーを立てたいという段階で、GUIがないと不安という方はあまりないとは思いますが、例え不安でもインストールしないほうがいいんじゃないかと思います。OSのGUIツールで出来ることは結構限られていたり、細かい設定をする場合は結局シェルを直接叩くことになったりするので、コマンドライン操作を覚えないと結局ちゃんとした管理ができないんじゃないかと思います(一般的には『踏み台にされて間接的に迷惑をかけるから、そんなレベルでサーバー公開するな』という方も多いですし、ここはしっかり覚えておくべきです)。
 ちなみにサーバーインストールでも、使用する予定がないサービスは無駄にインストールせず、詳細設定で必要ないものはチェックをはずしておきましょう。安定性やセキュリティ上、不要なものは入れないことが好ましいです。CentOSの場合、メディアがなくても後からyumなどで簡単にインストールできますし。後は細かいですが、個人的にはMTAをSendmailではなくpostfixにしたりします。
 あとは画面に従って進めていくとインストールが終了し、再起動するとOSが起動します。

 最初の起動時にセットアップ画面が表示されます(しばらくすると自動的に消えますが、root権限でsetupを実行すると出てきます)。簡単に基本的な設定が出来るので、利用しないサービスを切ったり、ファイアウォール設定で、使うポートのみ通信を許可するなどしておきます。

 あとはデフォルトでsshdが立ち上がっているので、基本的にはクライアントマシンから基本的に作業を行っていくことになります。接続可能なネットワーク内にある適当なマシンにSSH接続に必要なソフトウェア(WindowsならUTF-8 TeraTerm、Putty、Poderosaあたり)を落としてきてインストール。接続先ホストはサーバーに設定したIPアドレス、プロトコルはSSH2、エンコードがUTF-8になっているか確認し、設定したユーザー名・パスワードで接続できるかどうか確認します。

 正常に接続できたらインストール作業は終了です。以降はクライアントマシンから操作することになります。

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