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経済
投資活動は、ただ労働者でいるのとは視点が変わる
久しぶりに投資という行為をした。
やはり、机上でオンライントレード(デイトレはそもそも嫌いだ※)をしているだけとは感覚が違う。顔や哲学の見える、直の契約。
※ちなみに僕がデイトレードが嫌いな理由は、以前自民の町村がデイトレーダーの馬鹿呼ばわり発言で言ったような、経営権云々という話ではない。そんなもん元々仕組みがそうなっているワケだから当然そういう使われ方をするに決まっているし、もしそれに思い当たらなかったのなら、彼は少しでも小遣いを稼ぎたいという意思が当然のようにある庶民の台所事情を知らないとしか言いようがない。もっと言えば、そういう取引形態を許可してんのは政府与党のあんたらだろーがよ、という話になる。個人的にデイトレが嫌いな理由は、単に市場がつまらない情報やあほらしい風説で簡単に乱高下するからだ。
で。やはり経営計画とか聞いて投資すると、自然と従業員でなく、投資家の立場でモノを考えているワケですよ。それからすれば、何で株主総会であそこまで喧々囂々と荒れるのかもよく分かる。
普段ニュースで金持ちが株主総会で怒号をあげているのを見ると、どうしても「あーそんなに金欲しいのかなー」とか思ってしまいがちだが、コレ結構ヤバイ。勿論実際に投資する際は、もっと大局的に見るワケだけども、しかし「うわ、こんなの雇ってるの分かったら絶対投資しねーよ、俺だったら」とか思ってしまう。そして、総会で怒鳴りたくなる気持ちがもの凄く分かる。まあ、上場企業になってくるとまたスタンスが違ってくるんだろうけども。
余談だけれども、「お客様は神様」なんてのを経営の現場で真に受けて偉そうにしゃべる輩がいるが、そんなことを言ってるのは日本くらいのもんだ。フツーの国ではサービスにランクのようなものがあって、値段以上のサービスを要求するなら他へ行け、といったスタンスが多い。これは別に三波春夫が悪いんじゃない。芸能と経営をごちゃまぜにした人間と、真に受けた人間が悪い。お蔭で、支払われた金銭以上のサービスを提供してでもイイ顔をしよう(そして従業員がそれをおわされる)とか、安い金しか払わずに料金以上のサービスを受けようとする厚顔無恥な人間とか、そういうのが増えてしまった。クレーマーとかね。(最近は欧米でもそういう考えのないやつが増えたみたいだけど。日本はそういう考えが元々ない代わりに、思いやりとか恥の概念とかがなくなってきたんだろうねぇ)
ところが、結構自分の会社へのクレーマーに辟易しているクセに、ヨソでは態度が逆転していたり、自分(の、企業)側が客のときはある程度強気に出る(価格交渉とかではない。単に扱いとして)のを目の当たりにするケースは少なくない。いや、どこにでもあるのだと思うし、人って割と自然にそうなってしまう面は否定できないのだと思う。だから、改めてそれに気づいたときはヤバイ、と思ったワケだ。
じゃあ、投資家に対してはどうなんだろうか?そもそも、日本の株式会社の従業員は、投資家や株主に対して感謝したりとか、頑張りますとか、そういう概念が希薄なのかなーとも思う。別に欧米贔屓ではないけれど、将来の夢が「野球選手」「ケーキやさん」という年齢を過ぎた頃、欧米は圧倒的に「実業家」が増えてくるのに、日本人は何となーく会社に勤めるだろうなというレールを見ちゃったり、一般人は経営者投資家なんて関係ねえよ、というのが現実としてあるのだと思う。
投資家無しでは給料も出ないしそもそも会社は成立しないのに、たとえば株式会社に勤めていても自社株に興味を持たない人間がたくさんいるような、なんというか投資家に対する意識のようなものが不在な状況では、投資家もイマイチ投資したいという気にならないのだろうなぁというのも分かる。
余談が長いな。
あと、最近ひとつ感じはじめたことがなんとなく確信に変わりつつある。
経済に興味のない人間は、例えある程度までの経営者にはなれても、大成はまずできない。そして、そういう浅ましい経営者ばっかり増えてるんだよなぁ。なんなんだろ。経営は手段であって目的じゃないんだよ。
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