- 2009-05-24 (日) 11:29
- 雑記
実家で日曜に起きると、サンモニだっけ?関口宏が出てるヤツ。個人的にはバカバカしくて嫌いなんだけど、親がコレつけてるワケですよ。別にテレビ見る習慣もないのでそのまま飯食ってたら、二酸化炭素排出量が減るどころか増加してるぜ、という、考えるまでもなく当たり前だろーがというVTRを流していた。
街頭インタビューも酷かった。いい歳の男性が揃って「減ってると思ったのに」。まあTV局側が期待した発言だけ選定してるんだろうけど、これだけ大量消費しまくって、モノ生産しまくって、エネルギー使いまくってるのに、エコバッグだ省エネ家電だ程度では増加をほんのすこーし遅らせることくらいは出来ても、排出量が減るワケがない。何なんだ?省エネ家電を使うと排出量が減るとでも思っているんだろうか。
大体、省エネ家電とやらが生産されるときに排出される二酸化炭素も相当なもので、最終的にその製品が壊れるまでの長期スパンで総合的に排出量が減ってれば成功ってワケだよね。ってことは、省エネ家電とか出始めて間もない今の段階では、むしろ「省エネ家電に買い替えましょう」とか宣伝してガンガン生産・消費が進んでる状態だから、今排出削減効果なんて出てくるワケがない。
そもそも流通コストとか無視されすぎじゃないだろうか。今例えばAmazonで1冊単位で本を買う、とか。部品を海外から輸入して、組み立てて、また海外へ輸出する、とか。インターネットにしたって、例えば海外のサーバへデータを要求すると、中継するサーバや回線すべてにコストが掛かる。回線は太くなったが、トラフィックはそれ以上に増えてるんだから、実はバカみたいな転送コストが掛かっている。家で省エネパソコンでネットやってるだけなら大丈夫、じゃないんだよ、今時。
「二酸化炭素排出量が減っていると思ってた」なんて、よっぽど世相を知らないか、どれだけ排出されてるか考えもせずただ聞いたとおりにやっていれば減ると勘違いして思考停止していたか、最初から大して興味がなかったかのどれかでしかない。むしろどういう理由で減っていると考えることが出来るのか聞きたい。
諸外国と比較して日本こき下ろすのも好きだよね、この番組。日本の排出量が多いのは確かだが、海外で散々撒き散らしてる国と比較されてもそもそも基準が違うだろーがとか、発電効率や狭い国土の中の設置面積なんかを一切無視して、自然エネルギーによる発電率が低すぎる日本は甘すぎる、ダメだダメだの繰り返しとか、もう見てらんない。むしろ欧米の自然エネルギー利用目標数値のほうが噓くさく見えるんだが…(2桁%)。
で、最後にコメンテータが古代ギリシャのノモスとか持ち出してきて「経済は本来秩序って意味なんですよ」とか言ってるワケですよ。もうどこから突っ込めば。
この手のコメンテーターってすぐ語源とか持ち出すけど、そんな電球もない時代と比較されても何の意味もないワケですよ。経済の規模も体制も社会構造も何もかも違いすぎて同じところを探すほうが難しい。そもそも語源が秩序だったからといって、実際に秩序を重んじた経済活動だったかどうかも定かでない。せめて資本主義以降と比較すべき。
…で、綺麗にまとめたつもりなんだろうけど、「もっと○○すべきですよ」とか言ってるこの人達は、自身の排出量は当然下がってるワケですよね?ホントに酷い絵に描いたもちを見た。
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